月見は裸で、がモットーの林です。
長者湯さんは、金閣や清水寺のタイル絵あり、
唐破風の建物あり、銘の入った鬼瓦あり、
柳行李あり、透かし彫りの欄間あり、
ありありありの、ありまくーりなため、
普段はあまり紹介されないながらも面白いものが隠れています。
そんなもののひとつが、女湯側の庭にある灯篭です。
男湯側は、ヤ○ザに「2千万で譲ってくれ」と言わしめたほどの
立派な雪見灯篭で、嵐山から牛車で運んできたという逸話もあり、
こちらはよく紹介されるのですが、
女湯側にもちゃんと灯篭があります。
ややずんぐりむっくりながら、一見普通の灯篭に見えますが、
火袋(真ん中の火を灯すところ)の下の石をご覧ください。
な、なんと和灯篭にハートマークが!!
石匠の遊び心なのか、色ボケなのかは分かりませんが、
キュートではありませんか!
女湯側なので、男性には通常ご覧いただけず残念ですが、面白いでしょ。
こういう感じで、ひとつひとつのモノに惹きつけられる長者湯さんなのでした。