水風呂のない銭湯では水かぶり10連発、そして放心。これですよね。
さて今回われわれは猛暑マジ猛暑メガ猛暑の田辺へまいりました。
田辺という地名はあちこちにあります。田辺市は和歌山県ですし京都府には京田辺市があります。京田辺市も市になる前は田辺町でした。
で今回の田辺はどこの田辺かと申しますと、ラッキー植松さんの近所の田辺です。
ラッキーさんは近所なので自転車ですが、ワタクシは神戸から電車を乗り継いでまいりましたクソ暑いのに。
まあそれはよいとして、ラッキーさんは基本ダジャレの人です。最年長ですから仕方ないと考えるべきでしょう。
そんなラッキーさんの地元ですから、われわれも暑さにメゲずに元気を出して、
さて銭湯へ行く前に、ラッキーさんがまちを案内してくれるとおっしゃいます。そこであとをついて行きますと、法楽寺という立派な寺に着きました。
大きくて妙に綺麗なお寺です。真言宗泉涌寺派の大本山ということで、なんか新品ぽい三重塔がそびえ立っています。
傍らにはお不動さんが祀られています。
ちょっと拡大してみましょう。
このクソ暑いのに、火炎を背負って怒り狂っておられます。何を怒ってらっしゃるのでしょうか。
ふと手前を見ると、こんなお供えが置かれていました。
紙パックの日本酒です。ストローつきです。このストローで吸えと、お不動さん、このストローをくわえてチューっと吸えと。この紙パック酒をお供えした人はそうおっしゃるのでしょう。
その横手には真っ赤な鳥居が並んでいます。神仏習合というやつですが、これも結構新しい。明治維新の廃仏毀釈から100年たって、ここに堂々と神仏習合が蘇っているようです。
鳥居の奥にはクスノキの巨樹が茂っています。御神木のようですが、なかなかのデカさ。
まあそれはいいとして、こんなものも飾られています。
この流木みたいなのがオットセイみたいな形をしているということで、ここに祀られています。
流木がまるでオットセイのような不思議な形をしているというのです。
いったいそれがどうしたというのでしょう?
いけませんお寺様のなさることにケチをつけてはいけません。
忘れてましたけど、これが本堂です。
いいかげんにしろ、いつ銭湯が出てくるのだ、とお怒りの貴兄。いけません怒ってはいけません。紙パック酒でも飲んで鎮めたまえ清めたまえ。
さて、本道の横にこんなものを見つけました。
ははーん、どうやらこれがウワサの田辺大根なのかな? 大根風呂にブチこむという。
でもこれは作りもんの模型でした。本物はどこにあるのでしょうか…!?(つづく)