2010年07月19日

お風呂屋さんという場所

こんにちは、タカハマです。

突然ですが、15年前の神戸東灘区の写真を見て頂きたいと思います。
森温泉sinsai4[2].jpg

今回、ご協力頂いた森温泉さんもその中にありました。
これがそのときの写真です。
森温泉sinsai1[1].jpg

崩れる町の中で、森温泉さんは機械室だけが残されました。
今からは想像できない姿です。
ここから現在に至るまでの道のりがどれだけのものだったか。
臨時で公園にお風呂を作り、その後、営業を再開し
ずっと町を支えてこられました。
どこの誰か知らないけれど銭湯で会うだけ、という間柄があります。
その名前も知らない人同士が再開後の森温泉で、
ただ相手の無事を知って喜ぶ、そんな光景が当時見られたそうです。
深刻さは変わっても、現在も同じことがお風呂屋さんでは繰り返されます。
女性A「奥さん、今日はちょっと遅いんちゃう?」
女性B「そやねん、ちょっとお出かけしててん。」
女性A「ああ、そう。そらよかったねぇ。」
以前、たまたま聞いた常連さんの会話です。
相手の変化を感じとり、気にかけ、問いかける。
なんでもなかったら、あっそうと切り上げる。
お風呂屋さんは、日々の再会の場なんですね。
困難の中にあっても、その場を提供し続けてこられた森温泉さん。
ご家族の優しさと底力でお湯が沸かされています。
これは入らないと!


posted by ふろいこか〜 + 銭湯文化サポーター's at 01:25| 大阪 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 第3回(神戸)森温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
楽しく聴いています。

阪神淡路大震災で未曾有の被害を受けられた
皆様が被災から復活された、町の銭湯に行った時に
顔なじみの方に再会してホッとする・・・

そのお気持ち、よくわかります。
そういう意味でも、銭湯って町の社交場ですね。

この温もりある空間、町の銭湯を守らなければ!
Posted by シロヤギ at 2010年07月31日 12:33

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