2010年08月25日

年月のツヤ

まいはーい。松本康治です。
寿温泉さんの楽しみ方、の続きです。

暖簾をくぐると、広々とした玄関スペース。ここも落ち着いた昭和の香りが漂います。

DSC_1392.jpg

靴を脱いで、脱衣場へと進むべく入口の戸に手をかけた瞬間、ここがポイントです!

DSC_1445.jpg
(内側から見たところ)

いかがですか、この磨耗。
人間の指先のヒフによるわずかな摩擦だけで、ここまで磨かれてしまうとは。

みんながお風呂に入りたくて、ここに手をかけて戸を開けてきました。
寿温泉とともに歩んできた弁天町の人々の歴史がここに刻まれているのです。

さて、では番台でオカネを・・・っと、この番台がまたアンタ!(続く)
posted by ふろいこか〜 + 銭湯文化サポーター's at 23:17| 大阪 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 第4回(大阪・寿温泉) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いいですね〜 味わい深いですね〜

これからもアルミサッシに換えずに、
大切に使い続けていただきたいですね。
この木製の扉はもちろん、ガラスも今では
同じ模様の物はありませんよ。貴重です。

本物の昭和レトロが息づく寿温泉さん
素晴らしい・・・ 取材して下さってありがとう
ございます。
Posted by シロヤギ at 2010年09月03日 12:41

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