ミョーに冷えとりますが、じつはカムチャツカ半島に比べたらポッカポカの日本列島の新春、楽しんでおられますか?
さて、寒ければ寒いほどありがたいのが銭湯です。
とくに12月ラジオでお邪魔しました京都の日の出湯はお湯が熱めでよろしいです。
外は北風ピューピュー、なのに中じゃスッポンポンでアッチッチ。ゆでだこになる寸前までぬくもったら、一気に水風呂ブチカマシてやるのです。
外の気温が零度しかないときに水風呂でくつろぐ、この贅沢をなんとしよう。こたつでアイスどころの騒ぎじゃありません。もはやファンダンゴですよファンダンゴ!
この温冷交互入浴を数回繰り返しますと、もう水をかぶってもまったく冷たく感じなくなります。イヌイットのみなさんもビックリのアザラシ体質が完成するのです。
一時的に、ですが。
こうなりゃもう寒波だろうが猛暑だろうが全然カンケーない。
というわけで、その日の出湯への行き方をご案内いたします。
われわれは京都駅八条口のこんなところで録音を開始しました。
八条口を出て少し右手(西)へ歩きますと、国道1号線(油小路通)に出ますので、それを左折(南下)してください。
300メートルほどで「東寺通り」という2車線道路と交差します。そこを右折(西)すると、伏見稲荷御旅所の鳥居の前を通ります。
そのまま進むと、近鉄電車の高架下をくぐります。
するとまもなく左手に日の出湯の小さな看板が見えてきます。
この角にはかわいい祠がありまして、ヒロキさんが喜びます。
でその路地を入るわけですが、番組中でも言っておりますとおり、これが狭くて最高です。オカーチャンの産道の記憶がまざまざと蘇ります。
このタイムトンネルのような路地を抜けると、世界銭湯遺産・日の出湯の輝かしい偉容が目に飛び込んできます。
そしたらもう次は湯に飛び込むしかありませんネ!
以上、京都駅から歩いて15分かからない距離ですが、近鉄東寺駅(京都駅から1駅)からならその半分くらいで行けますので、近鉄京都線沿線にお住まいの方あるいはできるだけ歩きたくない方は、そちらをご利用いただければと思います。