2011年05月07日

汐湯その極楽地獄

まいはーい。松本康治です。
みなさまGWいかがお過ごしでしょうか。
今日はまたいちだんとあったかな一日でしたね。

さて当ふろいこか〜ラジオ1周年記念・汐湯編の2回目、もうどうしようもなくグダグダのしゃべりになってしまっておりまして恐縮です。
ですがもうこれは汐湯に行った以上いたしかたのないことなのでございます。
汐湯に行ってこうならない人はいないでしょう。いたとしても、別にどうでもいいです。

ともあれ、われわれのグダグダ話だけではわからない汐湯の姿を、写真できっちりとご紹介せねばなりますまい。

中津城の石垣の陰から現れる・・・これが汐湯です。

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傍らには明治時代に建てられた石碑があります。

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逆サイドから見てみましょう。白い壁の建物が浴場棟です。男湯と女湯の間がタバコ屋になっております。

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玄関を入ると、ガラス張りの受付がございます。
入浴350円、入浴+休憩で700円。時間のある方にはぜひとも休憩つきをオススメします。

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脱衣所に入ると再び番台のようなブースがございます。
男湯と女湯の間には秘密の階段がございます。

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いよいよ風呂場へとまいりましょう。
上は白湯、下が海水を沸かした汐湯です。
古いタイル張りの浴槽が大切に使われています。

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奥の壁は全面ガラス張りで、窓の外からの光がさんさんと入ってきます。
窓の外は中津川のさわやかな土手の風景が広がっています。
この2つの浴槽を行ったりきたりしているうちに、この世のすべての悩みは全部お湯に溶けていってしまうことでしょう。

これで終わりと思ったら大間違い。むしろここからが汐湯の真骨頂ともいえるでしょう。
風呂から上がったら、脱衣場の横の通路から「涼み台」へ上がることができます。
それがこれ。

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目の前は中津川の土手です。

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放心放心また放心。脱力地獄に叩き落される確率380%くらい。
いかに穢れきった魂であっても、ここで生後2時間くらいの赤ん坊の無垢な心に引き戻される確率460%です。

ああもう、こうして書いているだけでも今すぐに行きたくて痙攣しそうになります。

まだ終わりません。汐湯はこんなことでは許してくれません。
お湯で清められ、涼み台で浄化されきったあなたに、今度は究極の極楽地獄が襲いかかります。
その詳細はまたこんど!
posted by ふろいこか〜 + 銭湯文化サポーター's at 19:18| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 第13回(大分・汐湯) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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