2012年05月25日

身も心も清められる浴室へ

みなさん、こんばんは。
イチゴ爆弾にやられてしまった林です。

さて、松本さんが「ウサギの扉」と書いている浴室への扉。
開けるときは自力で開け、閉まるときは勝手に閉まる半自動ドアです。
普通は重りが釣ってあったり、レールに傾斜が付けてあるのですが、
さすが文化財銭湯!こんな仕掛けが!
大社湯半自動.jpg
輪ゴムです!
ゆえに大きく開いて、パッと手を離すと驚くほどの勢いで閉まります。
やさしく閉めましょうね。

さあ、時空の歪んだ空間に入ってきたわけですが、どうですかこの神々しさ。
大社湯浴室2.jpg

ちゃんと、神社同様に手や口を漱ぎ清める「手水」も用意されています。
(うそですよ、上がる時に使う水ですよ)
大社湯水槽.jpg

そして浴槽の底には
大社湯浴槽底タイル.jpg
放送の中でも話していますが、魔除けのコウモリをかたどったタイルが!

これで身も心も清められ、俗世の垢が落ちていくわけです。
あー、私の魂が喜んでいるー!

そしてふと壁を見れば、花鳥画のタイル絵です。
大社湯タイル絵梅うぐいす.jpg
梅にウグイス。10点ですね(笑)。

さらに
大社湯タイル絵蝶牡丹.jpg
蝶に牡丹。猪鹿蝶狙いですか・・・って俗物まみれ(苦笑)。

タイル絵はほかにもあります。
例えばこれ。
大社湯タイル絵1.jpg

一見、はげかけた筏流しの絵柄ですが、左下にご注目!
大社湯タイル絵鈴栄堂.jpg

おおっ!鈴栄堂ではありませんか!
東京の銭湯では大変メジャーな金沢にあったタイル屋さんの製品ですが、
不思議と関西ではあまり見かけません。
京都には1枚もないのに、倉吉の大社湯にあるとは!

大社湯さんの魅力をつらつらと紹介したわけですが、最後に忘れてはいけないこのお方。
そう、女将さんです。
大社湯集合写真.jpg

やはり、女将さんの鳥取弁は、ナマで聞いていただきたい。
癒されますよー。

ラッキーさんのいつもの似顔絵もかわいく仕上がっております。
大社湯似顔絵.jpg

みなさんも是非一度、倉吉の大社湯さんへ。
行かなければ人生の損失です(きっぱり!)。













posted by ふろいこか〜 + 銭湯文化サポーター's at 01:06| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 第25回(鳥取・大社湯) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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