そんなときは銭湯で徹底的にぬくもってスコーンと寝ましょうね。
さて桂湯さんへ行って、脱衣場でやれナニがすごいのコレがタマゲルのと申しておりますが、お風呂やさんですから、それらのタマゲル物品を紹介する前に、まずはやはりお風呂場をお見せしておかねばなりますまい。
上が女湯、下が男湯。
いかがですか、このパステルに染まった高原のテレフォンボックスを髣髴とさせる、ハッとしてグっときてパッと目覚めざるを得ないファンシーグッズな風呂場は。もうぱみゅぱみゅすぎてきゃりっちゃう。
しかもこの湯船がただものやないんです。
ふけー! 足たたねー! いや、立つわ。ちなみに右側は水風呂です。
んで問題はこいつです。
ドギショクワルイーーーーー!!
水風呂にるんるーんと入りながらフト横を見ると、こいつが悪魔の形相で口からグバァァ〜〜っと液体をゲロ吐きしやがるのです。
というのはうそです。
本当は、京都西山水系の清冽な伏流水がこんこんと注がれるのです。
男女壁の上部はこんなふうにサワヤカさんです。
ファンシーぱみゅぱみゅ一辺倒かと思いきや、たまにはこんな渋めのタイルもあります。
さらに何を思ったかオカルトも少々入っていたりします。
素晴らしいセンス。もうこのさい電車の吊り革も全部これでいけよと。
そして何より申し上げなくてはならないのは、これらのぱみゅり系の浴室の隅々までが、徹底的に磨きマクラレて、どこを触ってもきゅきゅってしまっていることであります。
鬼か。あんたは風呂掃除の鬼かと。
うそです。本当は、風呂屋の鏡様です。
かような次第ですので、桂湯に入ればいかなるお方も美しくなってしまうことは間違いないでしょう。
ちなみにかの有名なオヒゲのラッキー植松さんも風呂上りにはホッペを桃色に上気させてぱみゅぱみゅされておりましたから、桂湯の効能は本物でしょう。