2011年05月19日

汐湯…くつろぎという名の暴力

まいはーい。松本康治です。
1周年記念企画として4週連続でお届けしてまいりましたが、お付き合いくださったみなさん、ありがとうございました。
われわれのグダグダトークにすっかり辟易された方もいらっしゃるかもしれません。申し訳ございません。

しかしこれというのも、すべて汐湯のせいです。
極楽にもほどがある、ということをワタクシは訴えたい。
1軒の銭湯が、これほどまでに人間をダメにしてしまってよいものでしょうか。

たとえばこの写真をご覧ください。

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風呂上りにお邪魔した休憩室からの眺めです。
この建物自体が大正時代に建てられた激渋な木造3階建てで、さりげなく丸窓がついていたりして、ロマンとレトロとモダンがくんずほぐれつのそりゃもう大騒ぎさ的な風情にあふれているわけですが、それとともに窓からの景色がたまりません。
なんせ中津城の石垣に桜吹雪です。

そして、その横にこんな部屋があります。

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熟睡なさっているのは当ラジオのタカハマPです。
言っておきますが、これはラジオ収録中の光景です。
仕事をやめています。完全に。
コタツにもぐって寝ています。
しかしこれを止める人は誰もいない。
なぜならこれが汐湯の当たり前の風景だからです。

写真をもう一枚ご覧ください。

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人間、こうなったらおしまいです。
posted by ふろいこか〜 + 銭湯文化サポーター's at 11:59| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 第13回(大分・汐湯) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月17日

最終週

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こんにちは、タカハマです。


ラッキー画伯の似顔絵贈呈をもって録音は終わり!
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もう一度ザブンと湯船に浸かって極楽地獄を後にしました。DSC02895.jpg

ワクワクする秘密の階段があったり、こんな大広間もある(中央の床柱はサクラ)汐湯さん。
銭湯のイメージに収まらないスケールに圧倒されっぱなし。はしゃぎっぱなし。
本当に楽しい空間でした。
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その後、一同が向かったのは鉄輪<かんなわ>です。
松本さんの提案で、貸し間と呼ばれる宿に泊まることとしました。
本当に部屋を貸すだけで、寝巻きもなんにもないんです。知りませんでした。
歯ブラシなんかも当然ありません。持っててよかった。
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晩ごはんの買出しに行ったら、銘々が食べたいものをどんどんカゴに入れるのでえらい量に…。
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とりあえず調理していざ、晩ごはん。の前にいつもの記念撮影。本当に3人は写真が好きです。
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ではでは、一周年記念の最後のアップです。
お楽しみ頂けているでしょうか。ぜひとも感想を聞かせてください。
よろしくお願いします!


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posted by ふろいこか〜 + 銭湯文化サポーター's at 00:33| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 第13回(大分・汐湯) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月14日

極楽収録

ラジオファンの皆様、
いかがお過ごしでしょうか?ラッキー植松です。

「ふろいこか〜ラジオ」1周年特別企画・4週連続放送「汐湯編」
お楽しみいただいてますでしょうか?

さて、汐湯での体験がいかに「極楽地獄」であったかは、
放送やブログでお分かりいただいてる事と思います。

そりゃあもう、桜吹雪舞う「汐湯」前に到着した時から
テンション上がりっ放し、ガンガン写真撮影です。
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浴室でも同様。
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どこを撮ってるのでしょう?マニアは狙う所が違いますね。

ところで、第3回のラジオブログでタカハマPのアップしてる写真が
妙にローアングルだったのを不思議に思われた方もいらっしゃるでしょう。
それは──
こんな状態だったからでございます。
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どうですか?この「極楽地獄」っぷり!

ついには、歌い出す始末。
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(松本さんの美声は今回の挿入歌?に使われております)

第3回放送のおかみさんインタビューの間、ワタクシ喋っておりませんが、
働いておりました。
そう、横で「似顔絵」を描かせていただいておりました。
かなり酔っぱらっていたもので、出来映えがどうかと懸念もありましたが──
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何とか、おかみさんにもご納得いただけたようで何よりでした。

さて、
「汐湯」での極楽地獄収録の様子は、次週、第4回に続きます。

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2011年05月10日

3週目

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こんにちは、タカハマです。
上は麗しの汐湯。幸福の昼風呂です。明るい時間のお風呂ってなんだか贅沢ですよね。

前回分をお聴き下さった皆様、おかみさんインタビュー短い!と思われたことでしょう。
すみません、今回たっぷりお届けいたします。

当日、2階へおじゃまし昼食を頂いてから3人が汐湯について感想を話してました。

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汐湯の極楽さが何よりも勝ってしまい、徐々にリラックスし始め、
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録音中なのに弛緩してしまってます。
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その後、おかみさんにお越し頂いた時にはさすがにしゃんとしました。
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ではでは、お待たせ致しました。
ふたつとない不思議な銭湯となった汐湯の歴史について、おかみさんの素敵な声でお送り致します。

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2011年05月07日

汐湯その極楽地獄

まいはーい。松本康治です。
みなさまGWいかがお過ごしでしょうか。
今日はまたいちだんとあったかな一日でしたね。

さて当ふろいこか〜ラジオ1周年記念・汐湯編の2回目、もうどうしようもなくグダグダのしゃべりになってしまっておりまして恐縮です。
ですがもうこれは汐湯に行った以上いたしかたのないことなのでございます。
汐湯に行ってこうならない人はいないでしょう。いたとしても、別にどうでもいいです。

ともあれ、われわれのグダグダ話だけではわからない汐湯の姿を、写真できっちりとご紹介せねばなりますまい。

中津城の石垣の陰から現れる・・・これが汐湯です。

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傍らには明治時代に建てられた石碑があります。

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逆サイドから見てみましょう。白い壁の建物が浴場棟です。男湯と女湯の間がタバコ屋になっております。

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玄関を入ると、ガラス張りの受付がございます。
入浴350円、入浴+休憩で700円。時間のある方にはぜひとも休憩つきをオススメします。

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脱衣所に入ると再び番台のようなブースがございます。
男湯と女湯の間には秘密の階段がございます。

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いよいよ風呂場へとまいりましょう。
上は白湯、下が海水を沸かした汐湯です。
古いタイル張りの浴槽が大切に使われています。

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奥の壁は全面ガラス張りで、窓の外からの光がさんさんと入ってきます。
窓の外は中津川のさわやかな土手の風景が広がっています。
この2つの浴槽を行ったりきたりしているうちに、この世のすべての悩みは全部お湯に溶けていってしまうことでしょう。

これで終わりと思ったら大間違い。むしろここからが汐湯の真骨頂ともいえるでしょう。
風呂から上がったら、脱衣場の横の通路から「涼み台」へ上がることができます。
それがこれ。

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目の前は中津川の土手です。

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放心放心また放心。脱力地獄に叩き落される確率380%くらい。
いかに穢れきった魂であっても、ここで生後2時間くらいの赤ん坊の無垢な心に引き戻される確率460%です。

ああもう、こうして書いているだけでも今すぐに行きたくて痙攣しそうになります。

まだ終わりません。汐湯はこんなことでは許してくれません。
お湯で清められ、涼み台で浄化されきったあなたに、今度は究極の極楽地獄が襲いかかります。
その詳細はまたこんど!
posted by ふろいこか〜 + 銭湯文化サポーター's at 19:18| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 第13回(大分・汐湯) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする