2012年02月25日

昭和湯周辺のみどころB

まいはーい。松本康治です。

昭和湯に行ったら寄りたいところがもう一ヵ所ありました。
サントリー山崎工場です。
なぜこれがここにあるかというと、水がよいからです。
つまり昭和湯と同じなのですね。

サントリー1.JPG

工場見学は事前予約が必要ですが、その横のサントリー館にはぶらっと立ち寄ることができます。

サントリー2.JPG

中にはサントリーの歴史が展示されていたり、

サントリー3.JPG

さまざまなモルトが徹底的に並べられていて、雰囲気もなかなかです。

サントリー4.JPG

でもいちばんのお楽しみはこれ、試飲ですね。
いろんな工場限定酒を100円からの低価格で楽しめます。

サントリー5.JPG

ワタクシもこの工場で作られたばかりのウイスキーを飲みました。

サントリー6.JPG

そしてミニボトルをおみやげに買ってしまいました。

サントリー7.JPG

駅前の離宮八幡でそれを飲みつつ樽燻のチーズを食べて、今回の収録は終了となりました。

サントリー8.JPG

昭和湯からサントリーまで、歩いて5分かかりません。
みなさんも一度ぜひ、名水をめぐる昭和湯界隈の旅をお楽しみください。
もちろん、仕上げに名水風呂に入って帰って満足度500倍となるでしょう。
posted by ふろいこか〜 + 銭湯文化サポーター's at 02:53| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 第22回(大阪・昭和湯) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月17日

思わずリラックス

この寒さはいつまで続くんだ!
とお嘆きのみなさん。こんにちは。

真冬でも熱めの浴槽と水風呂の往復を繰り返し、
ポカポカの林です。

さて、昭和湯さんです。
放送中に瓦のマークについて話しておりますが、
「百聞は一見にしかず」です。
ご覧いただきましょう。

昭和湯かわら.jpg

松葉を左右から合わせて、中に田んぼの田。
これで松田ですね。なんて粋な遊びでしょう!

写真は破風のてっぺんにある瓦ですが、
ほかの屋根の先の方の瓦にも同様の紋が入っていますので、是非現地で見てください。

薪焚きの釜場もちょっとだけご覧いただきましょう。

昭和湯3.jpg昭和湯4.jpg

この釜が山崎の名水を極楽のお湯へと変身させているのです。
ボイラー室の操作板の上にこんなものを見つけました。

昭和湯5.jpg

京都ではおなじみですが、京都市の西北に位置する
愛宕神社の「火迺要慎(ひのようじん)」のお札です。

火伏せの神様として江戸時代から信仰が厚く、
古いお宅の台所には必ずといってよいほど、貼られているものです。
これも京都スタイルですね。

そして浴室へ。
ラッキーさんの写真が男湯側ですが、女湯側からも。

昭和湯2.jpg

タイル絵の富士山も見事ですし、
右の方には安芸の宮島でしょうか、鳥居も描かれています。

タイル絵もいいですけど、
あぁ、広々と気持ちいいのなんのって。
ついついこんなにリラックスしてしまう訳です。

12.1shouwa06.jpg

あー、オチの写真が同じでしたね。
失礼しましたー。
posted by ふろいこか〜 + 銭湯文化サポーター's at 00:27| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 第22回(大阪・昭和湯) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月16日

大阪京都の境にて

ラジオファンの皆様、ラッキー植松です。
厳しい寒さもあと少しでしょうか。
日々近所の銭湯で暖まって寒さを乗り切りましょう。

さて、今回お邪魔した「昭和湯」さん、実は以前からぜひ行きたいと思ってた銭湯でした。
「大阪府の果て、京都との境にナゾの銭湯がある」という話は聞いておりましたが、
こちらの昭和湯さんは私が長年銭湯巡りの頼りとして来た「大阪お風呂マップ96」には掲載されてないのです。
何故なら、組合に加盟されてない銭湯なのです(昔は加盟されてたとの事でした)。

京都側から見た府境。
12.1shouwa02.jpg

実に堂々とした風格のある佇まいです。
12.1shouwa01.jpg

料金は大阪府下の銭湯より安いのですね。
12.1shouwa03.jpg

ロッカーにカゴ、サウナと水風呂が張り出した脱衣場──これは京都スタイルですね。
12.1shouwa04.jpg

踏み込み段のない浴槽も京都スタイル。
12.1shouwa05.jpg

見事なパノラマサイズの富士山のタイル絵に思わずPもバンザイ!です。
12.1shouwa06.jpg
(ちょっとピンぼけしましたっ)

──辿り着いてみれば、大阪府の果ての銭湯は、
まるで「京都」のお風呂屋さんだったのです。

posted by ふろいこか〜 + 銭湯文化サポーター's at 22:58| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 第22回(大阪・昭和湯) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月11日

昭和湯周辺のみどころA

まいはーい。松本康治です。

さて今回のラジオはジャボジャボと水の音で始まっております。
これは水無瀬神宮に湧いている「離宮の水」の音なのです。

水無瀬神宮は、JR山崎駅から昭和湯方面へ向かい、角のファミマで曲がらずにそのまま通り過ぎて数分歩いたところにある大きな神社です。

2012_602.JPG

後鳥羽天皇その他が愛して入り浸った水無瀬離宮のあったところです。
ちなみにワタクシ番組中で「天皇がはびこった」と申しておりますが、「天皇が入り浸った」と言いたかったのですね。もう寒くて脳も舌も死んどりました。

2012_606.JPG

でここに、大阪府で唯一「名水100選」に選定されている「離宮の水」が湧いております。

2012_610.JPG

ここはいつもたくさんの人が水をくみにポリタンク持参でやってきています。

2012_603.JPG

きっとコーヒーやら水割りなどを作って飲んだらウマイのでしょう。
番組中で流した水の音はここで採録しました。

2012_604.JPG

まあこれをポリタンクで持って帰ってコーヒーを飲むのもいいですが、昭和湯に行けば、このやんごとなき名水に体ごと浴びて浸かって潜ってとやりたい放題なのですね!
世が世なら、はりつけ獄門です。

380円でそんな贅沢が味わえるなんて、昭和湯に行かずは人生の損失であると言っても過言ではありますまい。
posted by ふろいこか〜 + 銭湯文化サポーター's at 11:21| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 第22回(大阪・昭和湯) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月08日

昭和湯まわりの見どころ@

まいはーい。松本康治です。
みなさんインフルってませんか?
インフルっちゃった方はとにかく寝て寝て寝たおしましょう。お部屋はあったかく、湿度アゲアゲ、あったかいしょうが湯でもグイグイ飲んで汗をどんどんかいてちょうだいね。

インフルは辛いけど、見事完治させたあなたには、とてつもないごほうびが待っています。
そう、言わずと知れた、病み上がりの銭湯です!
人の世にこれほどの極楽はございません。汗と垢にまみれたあなたの体を、大きな大きな湯船ちゃんが大手を広げて迎えてくれるのです!
さあ、それを励みに闘病、がんばってね。

さてと。
大阪府三島郡島本町の昭和湯でございます。
お風呂もサイコーですが、昭和湯の周囲には楽しい見どころがたくさん。お風呂ついでのピクニックがハイキングってウォーキングるわけなのです。
だからそれを順にご紹介してまいりましょう。

JR山崎駅を出たら最初の交差点を右方向、つまり西へと向かいましょう。この道が西国街道です。
すぐに離宮八幡宮があります。

2012_590.JPG

この前を通って道なりに右へカーブすると、まもなく昔の関所跡に出ます。

2012_594.JPG

ここに立っている道路標識に注目です。こんなふうに書いてあります。

2012_595.JPG

ところが振り返ると、こうなっています。

2012_646.JPG

つまり、この地点が大阪府と京都府の境なのですね。われわれは今、京都から大阪へと入りました。
府境を越えたわけですが、大阪府が大阪都になった場合、ここは府境ではなく都府境になってしまいます。すなわち、日本から府境は消滅してしまうのです。
今のうちに見ておいたほうがいいかもしれません。見たところで仕方ありませんが。

さて西国街道をしばらく歩いていくと、やがてサントリーの工場が正面に見えてきます。

2012_596.JPG

これは電車からもよく見える、この地域のランドマークです。
このあたりの西国街道は、古い家屋に混じって昭和な商店もいろいろ残っていて、なかなか楽しい通りです。
この食堂が渋い!

2012_599.JPG

ちょうど腹も減ったので、入ってみましょう。

2012_657.JPG

おー、中もシブシブです!
富士山もあるじゃないですか。

2012_659.JPG

ワタクシはカレーうどんを注文しました。うまげー!

2012_658.JPG

この食堂の並びのパーマ屋さんも渋いですなあ。

2012_600.JPG

ここから昭和湯さんはもうすぐです!
posted by ふろいこか〜 + 銭湯文化サポーター's at 14:20| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 第22回(大阪・昭和湯) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする