イチゴ爆弾にやられてしまった林です。
さて、松本さんが「ウサギの扉」と書いている浴室への扉。
開けるときは自力で開け、閉まるときは勝手に閉まる半自動ドアです。
普通は重りが釣ってあったり、レールに傾斜が付けてあるのですが、
さすが文化財銭湯!こんな仕掛けが!
輪ゴムです!
ゆえに大きく開いて、パッと手を離すと驚くほどの勢いで閉まります。
やさしく閉めましょうね。
さあ、時空の歪んだ空間に入ってきたわけですが、どうですかこの神々しさ。
ちゃんと、神社同様に手や口を漱ぎ清める「手水」も用意されています。
(うそですよ、上がる時に使う水ですよ)
そして浴槽の底には
放送の中でも話していますが、魔除けのコウモリをかたどったタイルが!
これで身も心も清められ、俗世の垢が落ちていくわけです。
あー、私の魂が喜んでいるー!
そしてふと壁を見れば、花鳥画のタイル絵です。
梅にウグイス。10点ですね(笑)。
さらに
蝶に牡丹。猪鹿蝶狙いですか・・・って俗物まみれ(苦笑)。
タイル絵はほかにもあります。
例えばこれ。
一見、はげかけた筏流しの絵柄ですが、左下にご注目!
おおっ!鈴栄堂ではありませんか!
東京の銭湯では大変メジャーな金沢にあったタイル屋さんの製品ですが、
不思議と関西ではあまり見かけません。
京都には1枚もないのに、倉吉の大社湯にあるとは!
大社湯さんの魅力をつらつらと紹介したわけですが、最後に忘れてはいけないこのお方。
そう、女将さんです。
やはり、女将さんの鳥取弁は、ナマで聞いていただきたい。
癒されますよー。
ラッキーさんのいつもの似顔絵もかわいく仕上がっております。
みなさんも是非一度、倉吉の大社湯さんへ。
行かなければ人生の損失です(きっぱり!)。