じめじめむしむし=銭湯へゴー。これが正解ですね。おめでとうございます。
さてと、今回はただでさえ見どころ盛りだくさんの白鳥温泉に加え、ビリヤードやら飲み食い情報やらでなんかもう何をどこまで紹介したのかワカランようになってしまいました。はっはっは。
肝心の白鳥温泉の見どころを漏れなくご紹介できたのかどうか、非常に心もとなく思っております。
そこで最後に細部を点検しながら、見逃してはいけない白鳥温泉のツボをご紹介していくことにいたしましょう。
まずこの番台、お見せしましたかね?
いかがでしょう。味わい深いですね。ここで一席ブチたくなりますね。でも客であるあなたは座ってはいけませんよ。
次に神棚、これも見逃しちゃいけません。
女湯の入口付近には、男湯と違ってかわいらしいものたちが並んでいたりします。
そして女湯脱衣場にはこれ、赤ちゃんベッド! あー俺も小さくなってここで泣きじゃくりたい〜。おむつでおしっこちびりたい〜。
んで白鳥温泉のシンボルといえばこの白鳥のガラス絵。
インタビュー中に出てまいりましたが、男湯のガラス絵はクソガキが暴れて割ったため、2代目の絵となっておりますが、女湯のこれがオリジナルでございます。
もうね、この絵を見るためにだけ410円払っても惜しくはございません。
と白鳥絵をなでまわしながらも器用に全裸となったら、いよいよ浴室です。
いきなりの観葉植物どうですか。こういうのをわざわざ浴室の真ん中に作るという心の余裕。それが幸福の条件といっても過言ではありますまい。
しかも、これにもいっちょまえにカランがついでやがるのです。憎めないやつらめ。
番組の中でも申しております、自分で調節できる肩からジェットがこいつです。
こういった設備周辺、あるいは下写真のように湯船まわりの座るところにもレトロな丸タイルがびっしり貼られております。これぞ銭湯ですね。
こういうところにヨロコビを感じるようになったらあなたもいよいよ銭湯クソオタク戦士として旅立つときが近づいてきたということでありましょう。
腰掛段でだら〜っと休憩をはさみつつ、おもむろにこちらのスチームサウナでデトックスを絞りまくるわけですね。
サウナで絞ったら即こちらの水風呂へゴーでございます。
この水風呂はワタクシのお気に入り。たんなる水風呂なのに、こんなレンガのカーブに縁取られ、内側はわざわざ3段の階段になっている。
しかもです。写真は営業開始前なのでブクブクしていませんが、入浴時にはこの水底から猛烈な泡がブクブクしているわけです。そこへシズシズと全裸で階段を下りてゆく。この大げさ感。
もはや誰が何といおうと、「お前が落としたのはこの金のオノか〜」の神様気分でございます。
そしてついに白鳥温泉のクライマックス、水深300メートルの露天風呂へと到達する日がやってまいりました。
営業時間前ですからフタがかぶせてありますが、このフタをはずしたら、そこにはとんでもない光景が現れます。ワタクシ初めて見たとき、ここから太平洋プレートがマントルへめりこんでいってるのかと思いました。
以上、これであますところなく白鳥温泉の魅力を語れたのかどうかいささか不安もありますが、百聞は一見にしかず、みなさまぜひ阿倍野の白鳥温泉へと足をお運びください。
かわいいこいつが待ってますよ!